7. WiFi出退勤設定

7. WiFi出退勤設定

対象: 院長、病院管理者


目的

病院のWiFiネットワークを利用してスタッフの出退勤を自動的に記録できるよう設定します。

WiFi出退勤とは?

WiFi出退勤は病院のWiFi IPアドレスに基づいてスタッフの出退勤を自動判定する機能です。

区分説明
出退勤判定病院WiFi IPアドレスとスタッフ端末のIPが一致すると出勤/退勤として記録
GPSジオフェンスiOSアプリで病院付近に進入した際にWiFiチェックを自動的に試みるトリガーの役割
自動退勤WiFi接続が切れると自動的に退勤処理

💡 核心原則: 出退勤判定はWiFi IPでのみ行われます。GPSはアプリを起動させてWiFi確認を試みる補助的な役割です。

事前準備

  • **管理者(Admin)またはオーナー(Owner)**権限が必要です
  • 病院WiFiに接続された状態で設定するとIP自動入力が可能です

設定方法

7.1 病院情報タブへ移動

  1. 組織ダッシュボードにアクセスします
  2. 左メニューで**「病院情報」**タブをクリックします
  3. 下にスクロールして**「WIFI出退勤セッティング」**エリアを見つけます

WiFi出退勤セッティング画面

7.2 許可されたIPアドレスの設定

病院WiFiネットワークのIPアドレスを入力します。

  1. 現在のIPを確認

    • 画面下部に「照会された現在のIP(参考)」情報が表示されます
    • 病院WiFiに接続された状態であれば、このIPが病院のIPです
  2. IPを入力する

    • **「現在のIPを入れる」**ボタンをクリックすると現在接続中のIPが自動的に入力されます
    • またはIPアドレス入力欄に直接入力することもできます

💡 ヒント: 必ず病院WiFiに接続された状態で「現在のIPを入れる」ボタンを使用してください。モバイルデータや他のネットワークで押すと誤ったIPが入力されます。

  1. 追加IPの登録(任意)
    • 病院ネットワークで複数のIPが使用されている場合、基本IP保存後に追加IPを登録できます
    • 基本IPが設定された状態でのみ追加IP入力欄が有効になります
    • 出退勤判定時に基本IPと追加IPのいずれか一つでも一致すれば認められます

7.3 職場GPSジオフェンス設定

GPSジオフェンスはiOSアプリで病院付近に進入した際にWiFiチェックを自動的に試みるようにするトリガーです。

  1. **「地図で設定」**ボタンをクリックします
  2. 地図ダイアログが開きます

ジオフェンス設定ダイアログ

  1. 病院の位置を探す

    • 地番/道路名住所: 住所を入力して「住所検索」ボタンをクリックします
    • 場所名: 病院名を入力して「場所検索」ボタンをクリックします
    • または地図を直接クリックして位置を指定することもできます
  2. 半径の調整

    • 下部のスライダーで半径を調整します(最小100m~最大500m、25m単位)
    • デフォルトは200mです
    • 病院建物のサイズと周辺環境を考慮して設定してください
  3. 位置の確定

    • マーカーの位置と半径が合っているか確認します
    • **「この位置で確定」**ボタンをクリックします

7.4 設定の保存および有効化

保存および有効化

  1. 説明の入力(任意)

    • 「説明(任意)」欄にメモを残すことができます(例:「本社ネットワークIP」)
  2. 保存する

    • **「保存」**ボタンをクリックしてIPとジオフェンス設定をサーバーに反映します
    • IPとジオフェンスを両方設定してから保存する必要があります
  3. WiFiチェックインの有効化

    • 上部のトグルスイッチをONに切り替えます
    • IPとジオフェンスが両方設定されていないと有効化できません

💡 ヒント: 保存ボタンを先に押してからトグルを有効化してください。トグルを先にオンにしようとすると設定が完了していないという案内が表示されます。

スタッフの利用方法

設定が完了すると、スタッフは特別な操作なしに自動的に出退勤が記録されます。

動作説明
自動出勤病院WiFiに接続されると自動的に出勤記録
自動退勤病院WiFi接続が切れると自動的に退勤記録
重複防止1分以内の重複記録は自動的にブロック

iOSアプリ使用時

  • GPSジオフェンスが設定されていると病院付近に進入した際にアプリが自動的にWiFiチェックを試みます
  • 位置情報の権限を「常に許可」に設定するとバックグラウンドでも動作します

Androidアプリ使用時

  • WiFi接続状態の変化を検知して自動的に出退勤を記録します

注意事項

  • 許可されたIPアドレスはIPv4形式のみ対応します(例: 192.168.0.1)
  • 病院のネットワーク環境が変更された場合(インターネット回線の変更など)、IPアドレスを再設定する必要があります
  • WiFiチェックインはすべての組織メンバーに適用されます(個別設定不可)
  • ジオフェンスの半径が小さすぎるとGPS誤差によりトリガーが不安定になることがあります

トラブルシューティング

症状解決方法
出勤が記録されない病院WiFiに正常に接続されているか確認します。IPが変更された可能性があるため「現在のIPを入れる」で再設定します
「IPが一致しません」エラー許可されたIPと現在接続中のIPが異なります。正しいWiFiに接続されているか確認してください。複数IP環境の場合は追加IP登録を確認してください
トグルをオンにできないIPアドレスとジオフェンスが両方設定・保存されているか確認します
iOSで自動チェックができない設定 → StepNote → 位置情報 → 「常に許可」に変更します
WiFi再接続後にバッジの更新が遅いアプリを最新バージョンに更新するとネットワーク変更イベントが即座に反映されます

7.5 出退勤記録の確認(出退勤タブ)

設定が完了した後、管理者は左サイドバー → 出退勤タブで全スタッフの出退勤記録を確認・管理します。

出退勤記録画面

画面構成

エリア内容
今日の状況(上部)出勤・未出勤・遅刻人数を数字で要約 — 管理者のみ表示されます
凡例出勤状態別の色・アイコン案内 — モバイルでも表示されます
出退勤表スタッフ×日付別の出勤・退勤時刻

状態表示方法

状態表示説明
正常時刻表示(落ち着いた色)予定時刻以内の出退勤
遅刻↑アイコン+黄色予定より遅い出勤
早退↓アイコン+黄色予定より早い退勤
未記録斜体+予定時刻(09:00)勤務予定だったが記録なし
休務・有休グレー該当日に勤務なし

遅刻・早退は色だけでなく矢印アイコンとテキストでも区別されるため、色覚特性・ダークモード環境でも容易に識別できます。

セルクリック — 手動出退勤入力・修正

セルをクリックすると手動出退勤モーダルが開きます。

  • 誤って記録された時刻を直接修正したり、抜けている記録を手動で追加したりできます。
  • 例: 実際は定時出勤だったが遅く記録されて遅刻として判定された場合、時刻を直接修正します。

表示改善のお知らせ(2026-05更新)

WiFi出退勤設定画面の色をデザインシステムのセマンティックトークンに統一しました。マニュアルのスクリーンショットと実際の画面の強調色が異なる場合がありますが、意味は同じように維持されます。

  • 状態カラーの一貫性: 接続正常は成功トークン(緑色)、WiFi未接続・範囲外などの注意状態は警告トークン(橙・黄)、失敗は危険トークン(赤)に統一。
  • ダークモード対応: 設定カード・ジオフェンスダイアログがセマンティックトークンを使用し、OSのダークモードで自動的にトーンが切り替わります。
  • フォーカス/ホバー: 入力フィールドのフォーカスリングはring-ring、アクションボタンのホバーは同色調の90%トーンに整えられ、視覚的な負担が軽減されました。

ヒント: このマニュアルは病院管理システムを初めて利用される方のためのガイドです。 各ステップをゆっくり進めていただくと簡単にご利用いただけます。